少し前のことですが、
イジー・トルンカのミニ展覧会に行って来ました。
赤ちゃん連れで外出できる先は多くない…
いや、ものすごく少ない…
そんな中、展覧会ならいけるんじゃないかと。
(赤ん坊はベビーキャリアの中でおねんね)
年の瀬の29日、長いクリスマス休暇を持て余していたので、
出掛けて来ました。
イジー・トルンカはチェコを代表する
アニメーション監督、人形作家、絵本作家。
チェコ人は誰でも知ってる、巨匠中の巨匠です。
が、この展覧会は少し違うおもむきで
画家としてのトルンカの作品を展示していました。
会場はgalerie MODERNA。
ヴルタヴァ沿いの小さなギャラリーです。
半地下へ通じる入り口すぐのワンフロアだけの展示でしたが
入場料は無料です。受付に心付けを置いて来ました。
絵本の代表作『ふしぎな庭』のイラストに近いものもありました。
トルンカが描く子どもがかわいくてかわいくて。

拡大↓


拡大↓

この絵がポストカードになって販売していたら
5枚ずつ買います。まちがいなく。
トルンカの映像作品はとても美しいです。
まさにファンタジーの世界。
トルンカの代表作ともいえるのが「真夏の夜の夢」ですが、
こちらには同じテーマの絵画が展示されていました。

色が美しい。
淡いパステルカラーと
ダークカラーが絶妙。
構成がまた素敵。
褒めるとこありすぎ。
勉強になるとこありすぎ。
この絵がポスターになって販売していたら
衝動買いします。張るとこないのに。まちがいなく。
やはりやはり、トルンカ良いねの再確認をしました。
もうこの展覧会は終わってしまったので
再訪は出来ないのが残念です。
ひとり興奮している私の興奮した独り言に
付き合ってくれた旦那よ、ありがとう。^^
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Comment
私もチェコに行ったら見に行って見たいです!!
チェコ国民が愛する絵というのは、トルンカやラダのような牧歌的で優しいものだと思います。^^
ミュシャのような洗練されたイラストレーションや、クプカのような抽象画もあり
チェコの絵画の世界も豊かです。
今年は3月にミュシャのスラヴ叙事詩が東京で全作品公開されますね。
本当に巨大で、美しくい、圧倒される絵画です。お時間があればぜひ見に行って見て下さいね。