チェコのおうち

〜チェコ人旦那&息子と、プラハでゆるりと生活中〜
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母、帰る。

二ヶ月以上に渡って、チェコに滞在し
私の出産、産後をサポートしてくれていた母が
ついに本日、日本へ帰りました。

あっという間にすぎた夏でした。

チェコ着の日に産気づいてしまい、
長いフライトの後にもかかわらず、
産院でずっと一緒にいてくれた母。

その後の病院生活中も、
炎天下の中、慣れないチェコのトラムとバスを乗り着いで
毎日通ってくれました。
差し入れで持って来てくれたおにぎりと
授乳ママ用のお茶が、元気の源でした。
そして何よりも、私の話し相手になってくれたので
心細い異国の産院生活もなんとかめげずに乗り切ることが出来ました。

お家での生活は、母無しには成り立ちませんでした。
料理、掃除、洗濯、、、ずいぶん助けてもらいました。
体力の回復しない体と、変に興奮した精神では
通常の生活+赤ちゃんのお世話というのは私には出来なかったです。

お世話でも、私がどうしようかわからないで戸惑っている時に
「こうしたらいいんちゃう」、って
経験者のアドバイスをくれて。
子育てに正解はないので、それがベストかどうかはわからないけど
何の指針もなくて不安だらけでストレスを感じるよりは
ずっと安心して、赤ちゃんに向き合うことが出来ました。

時には、それがマルの知ってる『チェコの子育て』と
対立することもありました・・・。
また、うちのやり方と、母のやり方、違うこともあったので
つまらない思いをしたこともあったと思いますが・・・。
母は母で、日本でいる父に相談したり愚痴を言ったりして、
ひとつひとつ消化してくれました。
ちょっと離れた立場から、優しく見ていてくれた父にも感謝です。

赤ちゃんを通して、
私自身が赤ちゃんだった頃の話が出来たのも、楽しかったです。
私の赤ちゃんの時の写真と見比べながら、
ゆうきは私の赤ちゃんのときの目にそっくりとか。

そして、いよいよ帰国。
「30(歳)になるまでにはなんとかなればいいかなと思ってた」
と言ってました。
10代の頃から、色々、普通以上の苦労をかけてきたので
両親は、私がチェコに来てからもすごく心配してくれていました。

そんなチェコ生活も3年目。
子供が出来て、私は母になって。
母はこの2ヶ月半、みっちり私たちと一緒にいて、
私たちの生活ぶりを見、体験することが出来ました。
そうして、いよいよやっと手が離れるところまできたかな、と
安心してくれたようです。
人よりのんびりペースだったかもしれませんが、
これで、良かったのだと思います。
今、本当に幸せですから。
ここまでくるのに
今までの経験はすべて必要だったのだと思います。

本当に、赤ちゃんはかわいい。
だた見た目だけじゃなく、
笑いかけてくれるのが本当に嬉しい。
どんなに泣き叫んでいても、嫌な気分にはならない。
なんとかしてあげたいと思う。
寂しそうにしていたら、声をかけてあげずにはいられない。
アーと声をあげたら、側に行って、抱き上げてあげずにはいられない。
どんなに顔をみつめていても、飽きない。
赤ちゃんに対する、胸が熱くなる愛情は、ほんとうに
毎日力強くて、熱い。
この気持ち、我ながらすごいなあと思います。

「ゆうきかわいいーー!!」と言ってたら、
「自分の子が一番なんや」って母が言いました。
そうかぁ、私がゆうきが大好きで大好きでたまらないくらい、
母もこうして私を育ててくれたんやなあって
やっと実感として、そして体験として、わかりました。

この人は、私の「お母さん」なんだなあ。

最初の赤ちゃんの頃の、愛にあふれる体験を私は覚えてはいないし、
もの心ついてからずいぶん困らせたり、ひどいことを言ってきた。
それでも、どんな変化しても、私を見ていてくれる、
手助けしてくれてきた。
ずっと惜しみなく愛情と笑顔とを
与え続けてくれてきた。

私が赤ちゃんに対して抱く気持ちと同じくらい
大好き!って気持ちを、私にも抱いていてくれたんだなあ。

やっと、わかりました。
とても嬉しい。

そんな母の出発をお見送り、
我慢しても、
やっぱり涙があふれてしまいました。
今まで、チェコに来るときも、日本に一時帰国するときも
一度も別れの場でこんなに泣かなかったのに。

日本とチェコ、離れていてなかなか簡単には会えないですが
だからこそ、今回こうしてじっくりみっちり一緒に暮らして
中身の詰まった二ヶ月間を過ごすことが出来ました。

チェコで生活するのは簡単ではないですが、
いつも大好きと思ってくれている家族がいるので
私はがんばっていけると思います。
お父さんやお母さんから私がもらっている愛情と同じ、
おっきな愛情を、
私はゆうきにあたえていきたいと思います。
マルとふたりで楽しい穏やかな家庭を築いていくことを楽しみます。

ぼちぼち、のんびり、やっていきます。^-^
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Comment

No title
編集
この日記を読んでて、
ファインディング・ニモの監督が
「親になる」ということは、子供の気持ちと親の気持ちと、両方をわかることなんだ、
と言っている記事を思い出しました。これ→http://sanmarie.me/kosodate-again/
やっぱり母親体験してみたいなーと私も思っちゃいます。
Sayakaさんのお母様にご挨拶しなかったのが、実は後悔しています・・^^
よろしくお伝えください。
2か月一緒にいてくれて、本当に心強かったですね。
Sayakaさんのチェコのおうち、いい空気が流れてる家庭だなぁと思いました。
2016年08月30日(Tue) 14:56
Re: No title
編集
A子さん
私も記事読みました。
まさに!そうなんだと思います。
まだまだ私は親を初めてたかだか2ヶ月ちょっとですが・・・
書かれている内容、すごく分かります。
親の気持ちを追体験することが出来て、
なんかもっともっと家族を好きになっちゃいます^^
赤ちゃんとの「新しい生活」だけじゃなくて、
親や親族、友人たちなどと関わる「今までの生活」も
より充実したものに変わるんだと感じています。

母も、A子さんのブログの読者です。^^
実はA子さんにお会いしたかったそうなんですが、
タイミングを逃してしまったそうです。笑

いい空気流れていると感じてもらえましたか〜
嬉しいです。壊さないようにがんばります^^
また遊びに来て下さいね!
2016年09月03日(Sat) 10:06
No title
編集
いいね!
本当に、貴重な体験をしているよね。
この間会った時もSayakaちゃん、生き生きしている感じがしたの。

お母様、見てくれているのですね
それは尚更お会いしたかったですー。

また、遊び行きます!ゆうき君の成長見たいです。
めっちゃ可愛んだもん^^
2016年09月04日(Sun) 20:36












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プロフィール

SAJAKA

Author:SAJAKA
チェコのプラハ在住、フリーランスのグラフィックデザイナー。
2013年12月にチェコ入り→2014年1月にチェコ人と結婚し、新しいコト尽くめの中、ゆるりゆるりと毎日を楽しむ。2016年6月長男誕生。

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