FC2ブログ

チェコのおうち

〜チェコ人旦那&息子・娘と、プラハでのんびりライフ〜
2018年06月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2018年08月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2018年07月
ARCHIVE ≫ 2018年07月
      
≪ 前月 |  2018年07月  | 翌月 ≫

Žleby(ジュレビ)へ、蒸気機関車の旅 その2

ここで今回の目的地をちょこっと紹介。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

Žleby(ジュレビ)

中央ボヘミア州、クトナー・ホラ地区にある
1300人ほどの人が暮らしている小さな町です。

1278年にリヒテンブルク家によって城が建てられたといわれています。
その後、カレル4世が買い取り、
様々な貴族が住んできたそうです。

現在は、国の所有物となっており
その美しいネオゴシック建築の宮殿では
映画の撮影が行われたり、
結婚式が催されたりしているようです。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

P7210100b.jpg

駅はとても小さいです。

駅からお城までは歩いて10分ちょっと。
お城の見学を予約していたのですが、
それは12時40分から始まるということで
余裕余裕〜と思っていたら・・・
お城の入り口に行列が!!!!
今日はお城の周りで
Svatoanenský jarmarkという
マーケットが開催されているのですが
それの入場にお金が必要で、みんな窓口で並んでいるようです。
そしてお城にはそこを通り抜けていかないと入れないという・・・。
うわーやってしまった!

P7210103b.jpg

もう目の前まで来てるのに・・入れない。

行列は徐々に進んではいますが、刻々と時間は迫り・・・
ついには12時40分になってしまいました。
マルが窓口に電話して、事情を説明しました。ダメもとです。
あっさり「じゃあ、仕方ないですね。無理です。」と
言われるだろうと思いきや・・・
意外な答えが。
「お城の入り口まできてくれたら
あなたたちを見つけて、ツアーの場所まで案内します」

と提案してくれたのでした!
なんと、そんな融通が効くとは!

「どうやってあなたたちを見分ければいいですか?」と聞かれたので
赤いベビーカー、あと妻はアジア人です、と答えたマル。
そう、ここではアジア人皆無でした。
見つけやすくてよかった。笑

P7210132b.jpg

お城の正面。(ツアー後に撮った)

15分くらい遅れて入り口に到着すると
若い女のスタッフの方が明るく出迎えてくれました。
入り口前には、次のツアーのお客さんが待っていました。
すでにわたしたちのツアーは結構進んでいたので
そこに合流するところまで連れて行ってくれました。
ツアーのスタッフは、30代くらいの男性。
おしゃべり好きそうな、気さくな人でした。
「もう結構進んでいるけど、あんまり面白くないところだったから、大丈夫だよ!」
「今日はお客さんが多くて、急がせてしまってすみませんね」

みないなことを言っていて、
遅れて参加したわたしたちもウェルカムな雰囲気でとても嬉しかったです。
なんだかここに着いて、いい人ばかりに当たっている。幸せ。

ツアーは大体1時間くらい。
このお城は住居として使われることががメインだったので
仕事部屋や居間がたくさんありました。
お城の内装というのは圧倒されますね。
壁が全部木でできているお部屋なんかは、他の部屋より涼しかったです。
奥さんの部屋という、赤い部屋が印象的でした。
残念ながら、こういった部屋は写真撮影禁止でした。
撮ってOKだったのは外観と、最初のほうの部分だけ。

P7210105b.jpg

P7210116b.jpg

P7210109b.jpg

最後には、調理場へ。
ここでは昔のコックさんに扮した方たちが
当時のレシピでコラーチを作っていて、試食できました。
コラーチはチェコで今も定番の甘いフィリングののったお菓子パンです。
当時の試食ができる、ということは知っていたのですが
なんだコラーチか・・・と少し残念に思いつつ頂くと
これがすごく美味しい!
生地が柔らかく、ふかふかのパン。
フィリングも甘いんですが絶妙な加減です。
そして焼きたてだし。
いまやスーパーでも定番となっているありきたりなパンですが、
なるほどこれは貴族の方々のお召しあがりになっていたもの、と言われて納得です。
実際にそこの当時を再現した釜で焼いていたので、部屋は暑かったです。

最後は中庭に出て、終わりでした。
ゆうきはというと最初はパパに抱っこされ、
展示されている武器やらなんやらに「お!」と指さしで
反応していて、一緒にツアーを楽しんでいたのですが。。。
途中から抱っこを嫌がり、ひとりチョロチョロするので
わたしたちが落ち着いてツアーの説明を聞けなかったです。
しかし周りのお客さんも「いい子にしてるねー」と言ってくれたり
可愛がってくれていたので、迷惑にはなってなかったようです。
確かに、スタッフの方が喋ってる時は
聞いているようなフリをしていましたし、
叫んだり立ち入り禁止の中に入って行くようなこともなかったので
空気を読んでくれていたんだと思います。笑
褒められてよかったね。

出口にはまた最初の女性スタッフさんが待っててくれて
チケットを買う場所を案内してくれました。
本当はツアー始まる前に買わなきゃいけなかったのですが。。
そしてなんと、クッキーのお土産までくれました!
蒸気機関車に乗って来た人への特別プレゼントとしてのことだったそうですが、
遅刻してもらえなかったわたしたちのためにわざわざ持ってきてくれたようです。
この対応にマルも「日本みたいだ!」と感動。喜んでいました。
わたしは、日本でもここまでちゃんと親身に丁寧に対応してくれることは
そうそうないなと思いました。
むしろマニュアル対応しかできないんじゃないかと・・・。
そんなこともあって、ジュレビの印象はすごく良くなりました。

汽車出発まで1時間ほどです。
帰り歩いて行くことも考え、40分ほどはマーケットをみることに。
でも最初にトイレに並んだので、結構な時間をロスしました・・・
結局20分くらいだけ、さーーっと見る時間しかありませんでした。
お土産買いたかったけど、それも叶わず。。
子供の遊び場や、子供向けの出し物もあったので
ゆうきはすごく楽しめそうだったのですが
残念ながらベビーカーに乗せて、子供コーナーは素通りです・・。
時間がないのよ〜ごめんね〜。。
少しグズってから、寝落ちしたので、まあ・・・仕方なかったね。

P7210138b.jpg

子供用のおもちゃもたくさん売ってました。
この写真は、定番の剣やら盾やら。

自分たちの写真を撮っていたら、
「写真とりましょうか」
マーケットの売り子さんが声を掛けてくれました。
本当にここの人たちの温かさに感動しぱなしでした。

さて時間になったので汽車方面へ。
お城の周りには、庭園や、小さな牧場や動物園もあって
もっともっと楽しめる場所のようなのですが
残念ながら汽車に乗り遅れては帰れません。

P7210164b.jpg

帰り際に撮った、一応、記念写真。ゆうきは寝ている。。

帰りの電車に乗り込み、
ベビーカーをたたむときに抱き上げると
案の定めを覚ましました。
そこからはゆうきくん元気いっぱい!
電車とすれ違う時ももう怖がりません。
行き違う電車や駅を見てたくさん(宇宙語で)おしゃべりしていました。
マルさんはお疲れで少し寝てました。
わたしはゆうきの相手・・・
暑くて、座り心地のよくない座席で、しかも狭かったので
不快ポイントがたくさんでしたが
ゆうきが楽しそうにしてくれているので、
苦ではなかったです。

P7210184b.jpg


来る時よりも石炭のカケラや灰が入って来る量も少なくてよかったです。
というのも、座っているのが先頭から遠い、後方になっていたから。
来る時と車両の並び順は一緒で、進行方向だけ変わっていたので
結果そうなりました。

さらに、来る時よりも時間かかる運行スケジュールだったので
不思議だったのですが、
途中の駅で30分停まったり、待ち時間が多いためだったようです。
最初の出発も15分くらい遅れていて、
途中、機関車部分を早いものに付け替えてさらに20分遅れが出ましたが
プラハ中央駅に着いたのは結局20分遅れでした。
うーん、ちょっとは早くなったのかも?ほんのちょっと・・・

今度はどんどんお客さんが降りて行きます。
前にいたおじいさんは、空いた席の方に陣取って
悠々自適な感じでまた動画を撮りまくっていました。
そうすると、わたしたちのいる4人向かい合いの席は
わたしたちだけになったので
わたしも立って窓の風に当たれるようになりました。
ずっと座ってるのもしんどいもんです。


プラハ中央駅に着く直前の長いトンネルが
真っ暗で真っ暗すぎて、わたしも怖いくらいでした。
ゆうきも怖すぎて、「こわい」と言いました。初めて・・・。
こうやって体験から言葉を覚えていくんですね。

そんなこんなで、長い日帰り旅行が終わりました。
楽しい旅行でした。
ほぼ12時間外出していたのでに、ほとんどは汽車の中。
歩いた時間は少ないけれど、疲れは半端なかったです。
マルも最後には、楽しかった!と言ってくれたので
行ってよかったです。
なによりゆうきが、
大好きなポッポー(汽車)に乗れ、
たくさんの電車を見れ、大喜びしてくれたので
汗だくでお化粧も崩れまくり、お肌も荒れまくりとなったママも
報われる思いがしました。

帰ってきて靴下脱いだら、
綺麗にススの跡が。。。
速攻でみんなシャワー浴びました。

また蒸気機関車に乗って、どこかに行ってみたいと思います。
いつになることやら・・・ですが。^^;


P7210241b.jpg

帰ってから、プレゼントでもらったクッキーをいただきました。
おいしかった〜
スポンサーサイト

Žleby(ジュレビ)へ、蒸気機関車の旅 その1

今週末はなにをしようかと、
久々にKudy z nudyを開いて調べていたところ
蒸気機関車がプラハから出る!ということを知りました。
電車、とくにトーマスにハマっている息子のゆうきが
喜ばないはずがない!
これは行くしかなーーーーい!!

プラハから出る蒸気機関車は今週末は2つあったのですが、
行き先のお城でマーケットが行われているという
Žleby(ジュレビ)行きの方に惹かれ、マルに提案!
興味を持ってくれたので、よしじゃあ行こう!とスムーズに決まりました。

目的地はこちらです。

mapazleby-1.png

mapazleby-2_2018081004391518d.png

この赤いラインを蒸気機関車で走ります!

水曜、チケットを買いに、マサリク駅に行きました。
事前に買うと座席予約料金は不要でした。
プラハからの往復は大人360コルナ。6歳以下は運賃も無料。
でも、ちょっと失敗したのは
子供をベビーカーに乗せるか?それとも席に座らせるか?と聞かれ、
ベビーカーと答えたこと。
それにより、ゆうきの座席を予約をとらなかったんですね。
あとからマルにいうとめちゃ嫌〜な顔をされ、
「係員のいうことは適当だから。場所なかったらどうする」
と怒られました。
たしかにな・・・
場所が十分だったとしても、やっぱり席はあったほうがよかったなと
思いました。
結局まあ2人がけの席向かい合わせという感じの客車だったので
ゆうきの分を取ったとしても、
向かいのおじいさんの隣の席がうちらの席になっただけでしたが。
担当者の言うことを信じない、、
ここ最近の当たり前になりつつある、悲しい(腹立たしい)教訓です。。

土曜日、プラハ中央駅へ。
定刻に蒸気機関車が来ました!
遠くからポーーーーっと汽笛が聞こえたので、見ると
思ったよりピカピカな機関車のお顔が見えてきた!
ザクザクザクザク音を出しながらホームに入ってくるが・・・

どんどん近づいて来て・・・
P7210003b.jpg

車輪が・・・・!!!!

思ったより巨大ーーーー・・・!

P7210004b.jpg

わたしの身長より大きい感じがした!(実際はそうでもないかと思いますが)
しかも黒の車体に赤の車輪だから迫力も満点で、
それが超高速で大回転して迫ってくるものだから、
ホームにいるんだから安全とわかってても
こんな近くで見てて、怖くなりました。
ゆうきはポカーンとした顔でみていた・・・かな?

すぐに乗り込んで、座席を探します。
始発はPraha-Braník駅だったのですでにお客さんが乗っています。
うちのベビーカーは通路を通れなくて、ええーーっとなりました。
子供の座席うんぬん以前の問題だ!
他の家族を見ていると、通れているのもあったので
ほんの少しの差が、こんな不便を生むんだな・・・と。
幸いに、折りたためるタイプのベビーカーだったので、
折りたたんで持ち込み、頭上の荷物置き場のネットに入れておきました。
荷物置きが広めで助かりました。

ゆうきくん、行きは、朝少し早起きだったのもあって
眠たそうにしていて、ずいぶんおとなしくしていました。
さらには、電車とすれ違う時の急で大きな音に特別怯えて、
パパの腕にしがみついて怖がっていました。
初めての環境とはなれないものですもんね。
他のご家族の、1歳くらいの子供たちはやっぱり大きな音に怖がっていました。
乗客は、子供のいる家族連れが多かったかな。
あとはうちらの向かいのおじいさんみたいな、
こういうのが好きな年配の方とか。

車掌さんはみんな親切でいい感じでした。
バフェットもあったみたいです。行かなかったけど。

汽車が出発し、ほどなくして気づいたこと・・・。
めっちゃ石炭のカスが窓から入ってくる!
窓側に座っていたマルはそれでイライラ。
わたしはそういうことも含めて
楽しむのが醍醐味と思っているんだけど、彼はそうもいかない人なんで・・・
もう来ちゃったんだから、楽しまなきゃ損じゃないー?と
思うのだけど、なんでしょう、完璧主義なのかな。。ま、いつものこと。。

マルさんずいぶんイライラしてまして、
わたしがゆうき分の座席を予約しなかったこととか、
中央駅で気に入ったお昼ご飯が買えなかったこととか、
他にもあれやこれや思い通りにいかなかったこと・気にいらないことに
いちいち悪態をついていて、わたしまでその「なんでも嫌」な気持ちが
だんだん伝染してきて・・・。

しまいにはわたしが準備してきた
食料にも文句をつけてきたので、
さすがにもうわたしも反撃。
「じゃあマルが準備してよ!!!何もしないのに!!!」
珍しく結構本気で怒りを出したので
マルもひるんだようで(笑)
しばらく間を置いてから、
急にわたしを持ち上げるようになりました。

そして謝ってもくれました。
なんとかこの旅が終始怒りと気まずさで支配されるようなことがなくなって
よかったです。笑
怒るときは、ちゃんとと表現して伝えないといけませんな。
負の感情を溜め込んでいいことはひとつもない。

まあそんな話はおいといて。

気を取り直したマルと喋っていたら、
彼も蒸気機関車は初めてのよう。
わたしも記憶にないな、と思っていたらやっぱり初めて。
出発のときは、本当にザっザっザっザっ・・・と
ゆっくり始まって、だんだん早くなっていくという感じが
おぉーと思いました。
駅に到着したり、通過したりするとき、
電車とすれ違うときなんかにポーーーーーっと汽笛を鳴らしました。
ポッポーではないんですね!でも想像のようないい音でした。

やっぱりこういう蒸気機関車というのは珍しいらしく
線路沿いのお家では窓から、
駅ではホームから、
踏切のところでは、車を降りて、
たくさんの人が眺めたり、手を振ったり、
写真を撮ったりしていました。

Český Brod、Velím、Kolín、Kutná Hora、Kolín、Čáslavと
停車駅は多め。
どんどん人が乗り込んで来ました。

途中、Velimの駅で30分くらい止まっていたので
外に出て先頭の機関車部分を見に行きました。

P7210055b.jpg

他のお客さんも機関車を見に降りてきています。

P7210049b.jpg

止まっているとまた見え方が違いましたね。
なんかおもちゃの機関車が拡大されたみたいな感じで
あんまり怖くはなかったです。

向かいに座っていたおじいさんは、本当に好きなようで
最終目的地まで約3時間の長旅、
ほぼ座らずずーーーーっと窓から外の動画を撮っていました。

やや遅れで12時頃、Žlebyに到着!
ゆうきのオムツ替えて、日焼け止め塗って、
歩く準備をしました。

つづく・・・

テプリツェ、日帰り旅行

連休のチェコ国内旅行第2弾は
テプリツェ!
プラハから近くて、カルロヴィ・ヴァリの次に大きな
温泉地ということで気になっていた場所です。
同じく行ってみたいと思っていたという
お友達のハナちゃんも一緒に、日帰り旅行してきました。
そして今回のブログの写真はハナちゃん撮影です!
わたしは、カメラを持って行くのを忘れるという・・・。

mapa-teplice.jpg

テプリツェはプラハから北西に80kmくらいのところにある、
温泉で有名な場所です。
歴史的に王様とかすごい人が湯治に訪れていたそうで、
ベートーベンやショパンも来たことがあるそうです。
プラハから車でも1時間ほどなので、
温泉に入りたい日本人にはわりと有名なところなんだと
どこかで読みました。
チェコで温泉というと、飲んで治すというのがメインなので
入れる温泉は、どこかのスパなどに行かなければ入れないと
思います。。
それはそこそこのお値段がするので、今回わたしたちはスルー。
街を楽しみました。

チケットは、前回のターボルの件から
券売所でスタッフから買ったほうがお得なことがあると
学んでいたので、
ターボルの帰りにすでに買ってありました!
朝7時半に中央駅で待ち合わせて、電車で向かいました。
急行?で1時間半ほど。
途中はウースチー・ナド・ラベムという少し大きな町に止まるだけだったので
やっぱり割と近く感じました。
電車が、ずっとラベ川(と思う)に沿って走っていたので
景色もとてもよかったです。

天気のことも心配してましたが
駅についてホームに出てみると、涼しいー!!
晴れている上に、空気がひんやりしていて
まさに散策日和です。
いやあ私たちの日頃の行いが良いのだな!と自画自賛。

DSC00413b.jpg
駅舎。

一応、町のことを調べていくらかスケジュールを立てて来ました。
まず午前中は、お城を目指すことに!
地図で見ると、歩いて1時間かかる道のりだそう。
ベビーカーもあるし、妊婦もいるので、もっとかかるだろう・・・と思い
近くまではバスで行くことにしました。
プラハと違って、バスチケットは運転手さんから買うシステム。

最寄りの駅からは山登りです。
意外と距離があって、まだかなー、結構来たよねーと
ヒイヒイ言いながら(主にわたしが)、頂上のお城を目指しました。
途中で後ろから、物音が・・・
バスかな?と思って道を開けて振り返ると・・・

観光バス!!!
バスというか、汽車のような見た目です。
そんなのがあったのかー・・・そこまで調べられていませんでした。
楽々登って行く赤い汽車ポッポを見送りつつ
わたしたちもまた上を目指します。

頂上近くに着くと、さっきの汽車が止まっていました。
「帰りはこれに乗れないかなー?」
とマルに話しかけると、
近くにいたその観光バスのスタッフと思われる
テンガロンハットをかぶったおじちゃんが
マルに「乗りたいですか?」とチェコ語で返してきました。
日本語わかったのか!?
いや分かってないけど、そんなところだろうと検討つけてくれたようです。
みんな同じ質問してるんだろうな。笑

マルが色々聞いてくれて、帰りだけでも乗れるそうなので
出発時間を聞いてそれに合わせて戻ってくることに。
そのおじちゃんはすごく親切で、
頂上についてからも、あっちは中央ボヘミアで一番高い山だとか、
こっち側からもっとよく町が見えるよとか
色々教えてくれました。
テンガロンハットの粋なおじちゃん、ありがとう。
出発まで十分時間があったので、ゆっくり景色を眺めました。

DSC00425b.jpg
頂上からテプリツェの町を見下ろす。

DSC00428b.jpg
お城といっても、古い建物の廃墟と、

DSC00430b.jpg
入れない?豪邸。


DSC00439b.jpg
観光バスの前で。

赤い汽車型の観光バスに乗って
ゆうきは大大大興奮!
ポッポーという音はなかったけど、似た音や
鐘の音(チリンチリン)とかにものすごく反応していました。
若干、山道がガタガタ揺れていたので少し怖がってはいましたが。

街中はたまに観光案内の放送もしてくれました。
「ここはわたしが通ってるパブです!」
みたいな案内もあって、面白かったです。
観光バスの運転手さんに、ここに止まるよと事前に教えてもらっていた
教会で降りました。カフェ&ギャラリー併設となってて興味を惹かれました。
予定にはなかったけど、その中も見学出来て、なかなか楽しめました。

DSC00447b.jpg
教会外観。

DSC00448b.jpg
ギャラリー部分。

歩いてレストランへ。
その途中、高級住宅街のようなところを通りました。
なんか・・・本当に凄かったです。豪邸。
一体誰が住んでるんだろうな?チェコ人ではないだろう・・・という感じの。
街の雰囲気は、ドイツに近いということもあるのか、
プラハのような感じではなかったです。
どちらかというとカルロヴィ・ヴァリに似ていて
保養地、建物もなんか小綺麗、プチゴージャス系みたいな印象です。
ハナちゃんも、ドイツっぽいなーと言ってました。
チェコ人はみんな休暇に出かけているのか、
街に人は少なかったです。

そんなこんなでRestaurace Nostalzieというところへ。
テプリツェのレストラン調べて一番最初に出て来たので、いいんだろうと。(適当)
レストランも、テラスはそこそこ人がいましたが、中は空いていました。
値段は意外と、プラハと同じくらいの価格だったのですが
量が多かった!
味付けも美味しくて満足です。
自家製レモネードはちょっと・・・甘すぎでしたが。

その後また歩いて、予定していた公園へ。
池の周りに森みたいな感じになっていて、お散歩にとても気持ち良い場所でした。
池の真ん中には大きな噴水がありました。
子供の遊び場もあったので、しばらくそこでゆうきを遊ばせました。
お猿さんが飼育されていましたが、
もっと活発で目の離せないお猿さん(ゆうき)がいるので
チラッと見ただけでした。

DSC00482b.jpg

そしてハナちゃんのご希望で、カフェを目指しました。
地図を見ながら来た道を戻ります。
到着。
しかし・・・
思てたんと違うー!
入り口すぐにDJブースがあって、ガンガン大音量でクラブな音楽が鳴っている。
テラスと店内があったけど、テラスは座れなくて
店内はかなり狭くゆうき&ベビーカーではきつい・・・
ということで他を探すことに。
こうなったらグーグル先生に頼るしかありません。
このへんの場所で評判のいいカフェを探しました。
そろそろ帰る時間のことも考えて、駅までの道のりにあるお店で・・・。

fullsizeoutput_cc0b.jpg
道中街中にあった像。オロモウツのみたいな聖三位一体柱。

そして発見!こちらのケーキ屋さん。
Vanilková Cukrárna
店内はラブリーな、女の子が好きそうな内装。
ソファもあってくつろぐことができました。
わたしはチョコケーキを食べましたが
疲れて甘いものがとびきり美味しく感じられました。美味しかった!
マルもだいぶお疲れで、おしゃべりしても上の空でぼーっと座っていました。
さっき、公園でゆうきを追いかけてくれていたのだけど
それがけっこう効いたみたい。

そこから駅までは10分もかからないと書かれていたので
けっこうのんびりしていたのですが、
「駅まで道に迷わなければ10分」ということに気づき、
若干不安になってきたので、すこーし早めに出て
やや緊張しながら駅をめざしました。
公園から最初の目的だったカフェに行くのに、
わたしの道案内がフラフラだったため、みんな不安げ。
しかし見事迷わず到着しましたよー!
最後はみんなの注意力のお陰でしたが。汗

駅では電車の遅れもあって、少し待ちました。
やっぱりそういうことがあるよね。。
10分遅れと放送されていたけど、
結局20分遅れで出発となりました。
遅れている電車を待っている間のマルは・・・
はい、もちろん超イライラでした。笑
「電車がキャンセルされたかもしれない」
いつも最悪の事態を想像しちゃう彼のストレスたるや
わたしの何倍にもなるのでしょう。
あんまりストレスフルな生活してると体壊すよ、ハゲるよ!
最近は言うようにしています。効果あるかわからんけど。

帰りの電車でも、ゆうきはパパにべったりで
抱っこされたまま寝ちゃいました。
楽しかったねーとおしゃべりしていたらまたもあっという間にプラハです。
いつも、帰り道の方が近く感じる不思議。

テプリツェは日帰りで十分かなーと思いました。
もちろん、温泉のある高級ホテルで
スパや温泉・プールなんかを楽しみながら長期滞在するという楽しみ方もありますが、
街の観光は十分でした。
ハナちゃん、1日付き合ってくれてありがとうー!

南ボヘミア、ターボル日帰り旅行

チェコでは7月5日、6日が祝日で
週末と合わせて4連休。
わたしの妊娠で遠くには旅行に行けないので
今年の夏はチェコで楽しもう!と決めました。
そして5日、ターボルへ日帰り旅行してきました。

ターボルはプラハから南に80kmくらいの場所にある
南ボヘミア州の都市です。
電車のエクスプレスに乗って行けば
プラハから1時間15分ほどで到着します。

mapa-tabor.jpg

ここはチェコの歴史上ではとても重要な場所として登場します。
15世紀前半にフス戦争というのがあったのですが、
その際、神聖ローマ帝国に対抗した派閥(ターボル派)が
拠点とした都市なんです。
十字軍を防ぐため軍事目的で整備された都市なので、
中心地に向かって高く昇る感じになっていて、
城壁の残りがあったり、
路地は複雑な迷路みたいになっていたりしました。
広場には、その時活躍したヤン・ジシュカの像もありました。

とまあ概要はそのくらいで。
わたしのイメージとしては、
スメタナの「わが祖国」の第5曲『ターボル』が印象に強く
強い、物々しい、軍隊の街という感じ。
その曲がそのフス戦争をモチーフにしたものだったからというのもあるのですが
その曲のイメージに引っ張られてかなりイカツいイメージを持ってました。
元軍事都市ということで、街の様子も
質素堅実、装飾もあんまりない感じ?と勝手に想像していました。
(ターボルの皆様すみません)

・・・が!!!!
ところがどっこい!
可愛くて綺麗で、コンパクトにまとまっていて、
可愛いカフェもレストランもあるし、
素敵な教会もあるし、
そして何より森や川・池などがとても身近にある、本当に素敵な良い街でした!!
先に結論を言いますと、ここに住みたい!!!!
それぐらい気にいった、わたしの感覚に合った街でした。

では1日のレポートを。

先ほども書いたようにエクスプレスで行こうと調べていたのですが、
祝日ということもあってかあまり時間の選択肢はありません。
8時頃発の電車に合わせて家を出ました。
駅でチケットを買おうとメインの券売場行ったのですが、意外と並んでいます。。。
ギリギリ間に合うかな?とちょっと焦りつつ待っていたら、
窓口の人が「他にも窓口あるよ!」と叫んで教えてくれたので
ちょっと隣を覗きに行くと、そこにもまた(国内専用の)窓口がありました。
しかしさっき叫んでたのはチェコ語だったので
外国人さんには通じないだろうなあ・・・わたしもよく分からなかったし。

そして窓口でチケットを買います。
すると、係りの人が
「ターボル行きのチケットじゃなく、中央ボヘミア行きのチケットの方をお勧めします」
と提案してくれました。
中央ボヘミア州のどの街に降りてもいい、1日券のようなものです。
しかも家族チケットにしてくれたので
普通のチケットを買うよりも安くなりました。
そういうのはネットで調べていると知らないままだったので
できれば窓口で買うのがいいなあと思いました。
ただ、さっきの窓口の案内も含めてですが、
チェコ語で色々聞いたりしないといけないから、
なかなか私のようなチェコ語できない外国人には厳しい。

チケット買って、ホームへ。
「電車の案内がわかりにくい!」
マルはいつものごとくキレておりました。
本当に電車嫌いで。。。
わかりにくい、迷う、あと遅延したりするなど
そういう曖昧なところや、仕事ちゃんとしてないところがダメなんだそうです。
いや、ちゃんと見たらわかるでしょ、と私は思っていますが。
遅延するのも、大した時間じゃないし。
現代っ子だなあとつくづく感じます。

最近電車が大ハマりなゆうきも、ホームで興奮して
「ポッポー、った!」と目をキラキラさせていました。
(電車来た、と言っているのです。)
エクスプレスの電車の中は綺麗で椅子も柔らかくて快適でした。
車内でも窓外や車内を興味深く見渡したり、
早起きで眠かったのもあり少し寝たりしつつ、
ずーっと大人しく座っていてくれたので
私たちもすごくラクでした。

あっという間にターボルに着き、
駅舎を出たところで
お友達のさやかちゃんと待ち合わせをしました。
彼女はチェコ人旦那さんと結婚しターボル近くの町に住んでいます。
語学学校に通っていた時代に知り合い、友達になりました。
今や彼女も一児の母。
可愛い9ヶ月の息子くんと一緒にお迎えに来てくれました。

街の案内をしてもらいつつ、たくさんおしゃべりをしつつ、歩きました。
新市街を通り抜け、旧市街に行きます。
駅の近くにも綺麗な公園があり、いいお天気なことも相まって
とても気持ちの良い街だな、と最初の印象です。
新市街は新しく整備されていてとても綺麗で
舗装道路にお店がたくさん並んでいます。
祝日なのでほとんどがクローズだったのですが。
プラハでもよく見るような大手チェーン店もありました。

旧市街に入ると、昔ながらの建物と入り組んだ細い路地に変わりました。
プラハの旧市街とは違って、建物も背が低く、
物々しい彫刻装飾もありませんので、可愛い印象。

P7050999b.jpg

P7050998b.jpg

建物は、チェスキークルムロフでも見た
スグラフィット(壁に絵を描く感じの装飾)が印象的でした。
壁とかもちゃんと修復してありますし、
落書きもほとんど無いですし、汚く汚されてない。(ここ重要!)
中世ヨーロッパをモチーフにしたテーマパークかな?と思うくらい
いい感じに保たれていました。

旧市街の真ん中に広場と大きな教会がありました。

P7050956b.jpg

家族写真〜
お腹がだいぶ目立って来ました。

教会は残念ながら閉まっていました。
今夏休み時期は、どこもかしこも工事をすることが多いらしく、
よくあることだそうです。。

また迷路のような路地を抜けて、第二の広場へ。
そこの教会はさっきよりも規模が小さいですが、中の様子を
見ることができました。

そしてその裏の公園に行きました。

P7050963b.jpg

なんと、全面日陰!!!
森の入り口のような場所なのか、木がたくさんで
遊具のあるところ全部が日陰になっていました。
プラハでこんな素晴らしい公園に出会ったことがないので
めちゃくちゃ気に入りました。
子供を公園に連れて行って、一番辛いのは
炎天下で付き合わされることですからね。。

しばらくするとアッキーさんが合流してくれて
ベンチに座ってしばらくおしゃべりしました。
アッキーさんもターボルに住むお友達で
ご主人がチェコ人です。
ターボルの日本人はこの二人だけなので
彼女たちはよく会っているそうです。

ゆうきは遊具で遊んで、楽しそうにしているし
木陰は気持ちいいし、最高ですな〜。

12時前になって、そろそろお昼へ行きましょうかということで
最初の広場へ戻りました。
戻る道はずっと森の木陰の散歩道で、
本当に綺麗で気持ち良かったです。
私の大好きな雰囲気ど真ん中だったんですよね。
毎日ここを散歩したいな、と思いました。

P7050996b.jpg

中央の広場に戻ってきました。
教会の前でさやかちゃんの旦那さんと待ち合わせをして
レストランへ行きました。
体調の良くなかったアッキーさんは残念ながら一緒にお食事はできなかったけど
少しでも顔を見れておしゃべりできて良かった!
来てくれてありがとうー!

旦那さんのズデさんは、祝日というのに今日も1日仕事のようです。
自分のオフィスを持っていて、そこで仕事に打ち込んでいるそうな。
凄いですね〜。働きますね〜。
レストランはさやかちゃんが決めて予約してくれていたんですが
これまた素敵でした。
緑の木のレストランという名前で、
店内の壁には森や動物の絵が描かれていて可愛いな〜と思っていたら
中庭まで抜けてそこで席に着きました。
お庭もとても綺麗で、
整備の手入れの行き届き加減が日本庭園に通じる印象を受けました。
何よりも良かったのが
子供用のおもちゃや絵本が置いてあったことです!

P7050976b.jpg

(2歳なったのでそろそろお顔を隠しましょうかな。。)
ゆうきの大好きなポッポー(汽車)のおもちゃもあって
終始それで遊んでいました。
レストランでじっとしないだろうなと思ってい色々おもちゃを持ってきていたのですが
それらの出番もありませんでした。
さやかちゃんの息子くんも、最初はお昼寝していたのですが
皆が食べ物を食べている雰囲気を敏感に察して目が覚めました。
食欲旺盛で、大人の食べているものを食べたがるそうです。
なんでも食べて、良い子だな〜と。
反面、ゆうきは食事なんてどうでも良い、
それより遊ぶ!遊ぶ!遊ぶ!!!です。
少しだけパンは食べましたが・・・
一体どこからエネルギーが発生しているのか謎です。

大人4人はおしゃべりしながら楽しいひと時でした。
いつもこういう場ではおとなしいマルも、
ズデさんとは最初から話が弾んでいました。
とても気さくで優しい方で、マルと波長が合うのか、
仕事の話から色々、饒舌におしゃべりしている様子を見て
なんかわたしも嬉しくなりました。
二人の会話はチェコ語なので、頑張って理解しようと耳を働かせていましたが
全部はついていけませんでした。
一方さやかちゃんはしっかり理解していて、会話にも加わっていたので
さすが〜と思いました。
いやいや、本当、これくらいチェコ語のおしゃべりできたら
世界も広がるのになあと思いました。

レストラン後、ズデさんがオフィスで休憩していってくださいといってくれたので
お邪魔することにしました。
ゆうきも少し疲れて、機嫌悪くなっていたので
休めるかな、とも思ったので。

途中でアイスクリームを買って食べつつ
オフィスに向かいました。
旧市街の入り口のあたりにある建物の4階にあり、
窓から近くの池が見えて、素敵な場所でした。
一室には息子くんのためのスペースが設けられていて
そこでコーヒーをいただきました。
また1時間弱おしゃべりしていたのですが、
ゆうきはおもちゃにまた興奮。
休むどころじゃなかったです。
息子くんのことを自分より小さい子と意識し始めていて
おもちゃを渡したりして遊んでいました。

あっという間に帰りの電車の時間が近づいて来たので、
オフィスを後にして
さっきオフィスから見えていた池のそばの道を通って駅に向かいました。
この池沿いの道がまた素晴らしく・・・
もともとダムだったそうですが、今は普通の池、
そしてここ数年で整備されて
ちょっとしたビーチのようなスペースが作られていました。
そこで日光浴する人、水浴びする人の様子を見て
なんて気持ち良さそうなんだーと思いました。
(写真撮り忘れたのが心残り・・・。)
池の真ん中の方ではボートに乗ってる人もいました。
市街地のすぐ近くに、こんな場所があるなんて・・・!
これか最後のスペシャルパンチとなり、
ターボルなんて最高なんだ!住みたい!と思いました。

帰りの電車でゆうきはちょうど寝落ちしてくれたので
落ち着いて帰ることができました。
マルも随分楽しかったようで、来てよかったねーという話をしていたら
あっという間にプラハに着きました。

案内してくれたさやかちゃん、オフィスにも招待してくれたズデさん、
ちょこっとでも会いに来てくれたアッキーさん
みんなありがとうでしたー!!
また遊びに行くよー!!
プロフィール

SAJAKA

Author:SAJAKA
チェコ共和国のプラハ在住。2013年12月にチェコ入り→翌1月にチェコ人と結婚。2016年6月長男、2018年10月長女誕生。
*グラフィックデザイナー。
*プラハ在住の日本人女性3人によるものづくりユニットSankakůのメンバー。主につまみ細工アクサセリー作ってます。(現在育児のため活動休止中。。)
*プラハのよさこいチーム運営サポート。

最新トラックバック
POWERED
Template by
FC2ブログのテンプレート工房
Design&Customize by
Pretty Heart-blog
Material by amu*ca
Powered by FCブログ